概要
バッチ式1軸ミキサー WBHは、本体ボディの上方に製品投入口と換気口、下部に開閉ゲート付き排出口を配置し、ミキシングシャフトはエアパージシールとグランドパッキンを組合せた軸受けユニットにて保持します。左右エンドプレートはボディに対しボルト留め構造です。駆動は直結駆動で、減速機を介しミキシングシャフトを回します。
プロシュア(鋤型)タイプまたはショベルタイプのミキシングツールが本体ボディ内で回転します。その結果、本体内の製品が乱流し混合されます。また、製品の性状によっては本体内で比較的動きが遅くなる部分に滞留してしまい、それがムラの原因となる場合があります。その場合、オプションの高速チョッパーを設置することにより、滞留を防ぎ均一な混合を促進させることが可能となります。
紹介
WBHバッチ式ミキサーは、機械的に発生する流動床の原理で運転されます。
混合ツールの特殊な形状と位置、そして回転速度の組合せにより、製品(原料)が三次元方法で互いに結合するための遠心渦運動を行います。この運動により、異なる粒度および嵩密度の製品(原料)同士が、最短時間内に高い精度で完全に混合されます。
WBHバッチ式ミキサーは、ドライバルク製品(粉末、顆粒、短繊維)、ドライバルク+ 液添(加湿、造 粒)、泥状または低粘性ペースト状製品に適しています。